1975-06-06 第75回国会 参議院 決算委員会 第13号
私はここに当時の新聞の切り抜きを持ってきておりますが、いわゆる当時の三木語録とも称すべきものであります。ですから、あなたが総理に御就任になったことによりまして、この国民の疑惑を解消するために、障害となっている幾つかのネックは必ずや打開できるのではなかろうか、多くの国民はそのような期待を抱いたと思います。
私はここに当時の新聞の切り抜きを持ってきておりますが、いわゆる当時の三木語録とも称すべきものであります。ですから、あなたが総理に御就任になったことによりまして、この国民の疑惑を解消するために、障害となっている幾つかのネックは必ずや打開できるのではなかろうか、多くの国民はそのような期待を抱いたと思います。
独禁法に関しますところの三木語録は、一月二十八日の衆議院本会議では、骨抜きにした改正案を提出することは考えていないと、こう総理は言いながら、三月七日の本委員会では、内容についていまだかつて云々したことはない、何を基準にして後退と言っているのか私はわからないという、開き直った物の言い方を総理はやっておられます。
それだけに、ずっと過去を調べてみますと、三木さんの語録、三木語録といえば相当膨大なものがあるんですね。これは一々戦前から覚えていることも困難でしょうが、その骨となるものをずっと見ますと、かなり今日施政方針あるいは前国会における所信表明等で問題は総論的には出ているようには思います。